「スパムメールってなんなんだろう,って思い始めていた」。
quote:サンフォード・ウォレス氏は1日あたり2500万通のスパムメールを送信したと豪語し,ネット上の全スパムの80%が彼の会社から発信されたという推計もある。プロバイダーから10件を超える訴訟を起こされ,1998年にスパムビジネスから足を洗った。いまはナイトクラブを営んでいるウォレス氏だが,スパム反対派はわたしには勝ったがスパム問題は肥大化し,その意味で彼らの戦いは終わっていないと述べている。
「MacOS Xのメールソフトではスパムと思われるメールが自動的に迷惑メールフォルダに移動するんだけど,彼からのメールや大事な友達からのメールまでが,知らないうちに迷惑メールフォルダに入ってることが多くなってきての。ホントは,これがスパム,これがスパムぢゃないって印をつけていけば,きちんと区別してくれるはずなんだけど…。なんで?
よく,メーリングリストのメールとかメールマガジンとかが迷惑メールフォルダにたまってたっていうのはよく聞く。広告っぽいものが定型で入ってたりするのでそんなことになっちゃうらしくって,それはなんとなくわかる。でも彼や友達のメールはどういうこと? もしかして,わたしが気持ちのなかで迷惑メールとかとおんなじに扱ってるってこと? 迷惑メールと迷惑メールぢゃないメールの送信者を見比べていたら,なんとなく,そんなことを感じてた。世界中を行き来しているメールの半分以上はスパムって云われるけど,もしかしたら,気持ちのなかのスパムメールの数は? わたしのなかのスパムって?」
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